
アーユルヴェーダは、世界の中でも最古と言われている伝統医療です。
「生命の科学」と呼ばれているアーユルヴェーダは、交易によって体系化が進み、ハーブや香りを使用して疾病を未然に予防し、「心と体の調和」を目指します。
アーユルヴェーダは心身一体を哲学的に捉え、五大元素の2つが一つになり、「ドーシャ」と呼ばれる3つの異なるパワーを生み出し、相互作用を生み出します。
ドーシャは「ヴァーダ」「ピッタ」「カパ」の3つの名称があり、個人のライフスタイルなどによってどのドーシャが多いか、少ないか、を判断し、その人に見合った適切な自然療法を行うというものです。
占いの「四柱推命」は、陰陽五行、十干十二支という2つのものをマスターする必要がありますが、アーユルヴェーダは四柱推命を生じさせた最も古い理論であると言えます。
アーユルヴェーダにアロマテラピーを活用する方法

アーユルヴェーダの視点からアロマテラピー を導入する場合はドーシャとの調和を目的とした際に活用します。
エッセンシャルオイルに示されている「効果・効能」を直接的に捉えるのではなく、調和をしなければならない箇所に対して直接的にアプローチを試みるという解釈でアロマテラピー を導入します。
芳香浴よりもボディトリートメントやフェイシャルトリートメントの際にアーユルヴェーダの理論を導入すると、通常のアロマトリートメントの癒しではなく、自然療法に近い効果を得ることが可能です。